頸椎骨折の後遺症、それから起きる頭痛

現在来院中の方で頸椎骨折の後遺症で、腕にしびれや痛みの出ていた方が見えています。

 

最初は20年前の頸椎骨折の後遺症と思ってさせて頂いていましたが、セラミックが入って

 

いるとのことでそれを警戒しつつ少しでも変化が出せればと、頸椎周辺に作用するよう

 

遠隔から色々鍼やツボを駆使し施術させて頂きました。

 

そうするとだんだんと感覚が鈍かった腕の方が感覚が戻り、ツボをしていても圧迫感ではなく

 

痛みとして認識できるようになってきました。そうなると早いもので今では最初にあった

 

しびれや痛み、感覚異常もほぼ消失しそれと合わせて長年の肩凝りと頭痛が無くなった

 

とのことでした。ご家族に頭痛が無いの!?と指摘され改めてどれほど頭痛というものに

 

恒常的に悩まされていたのか実感したと前回話されておりました。

 

今回は神経の圧迫が和らいだだけでなく、神経の導通賦活作用も働いたものと思います。

 

神経が繋がっていれば何とかなるものなのだなと自分なりに認識を新たにした次第です。

 

最初来た時は慢性的な首肩の凝りや痛みとの訴えでしたが、触るとそうではなく頸椎の

 

異常がはっきりとわかるほどでしたので(手術痕の有無は抜きにして)それに対する

 

施術を主体としてみたところ、ご本人も常態化していてあまり意識していなかった慢性

 

頭痛が消失し、一番の懸案だった腕の症状も今は収まり良かったなあと思います。

 

頸椎骨折等実際こちらもしてみないとどこまで症状が取れるかわからないものです。

 

ですが、今まで何例も難しいかな…と思いつつも何とかなることがほとんどでしたので

 

原因は様々にせよ、諦めず見させていただけると良く出来ることが多いと思います。

 

是非長年の頭痛など試しにでもご相談下さい